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2008 Fiscal Year Annual Research Report

ホルモン抵抗性前立腺癌に対する新しい遺伝子治療の開発

Research Project

Project/Area Number 20591868
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

清田 浩  Jikei University School of Medicine, 医学部, 准教授 (30153240)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 木村 高弘  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (00307430)
三木 淳  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (00328361)
Keywords癌 / 泌尿器科 / 前立腺癌 / 遺伝子治療
Research Abstract

本研究はホルモン抵抗性前立腺癌への新しい治療法として,アンドロゲン除去環境下でも前立腺癌幹細胞を含めた前立腺癌細胞特異的に高力価で遺伝子導入を行う,新しいウイルスベクターシステムの開発を目的としている。前立腺特異的レンチウイルスベクターの作製
第三世代self inactivatingレンチウイルスベクターのベクタープラスミドのCMVプロモーターを前立腺特異的プロモーターと置換し,前立腺特異的レンチウイルスベクターを作製した。置換した前立腺特異的プロモーターは,PSESプロモーター,ARR2PBプロモーター,PCA3プロモーターの3種類を用いた。導入遺伝子はマーカー遺伝子であるGreen Fluorescent Protein(GFP)および治療遺伝子としてyeast cytosine deaminase(yCD)を使用した。これらのベクタープラスミドとVSV-Gエンベローププラスミド,ウイルス構成蛋白であるgag,pol発現プラスミドおよびrev発現プラスミドの4種類のパッケージングプラスミドを293T細胞にco-transfectionさせることでプロウイルスを産生し,更に超遠心機で濃縮し,高濃度ウイルス液を作成した。
1)In vitro実験系による臓器特異性・導入効率の検討
ヒト前立腺癌細胞株LNCaPおよびコントロールとして293Tおよびヒト膀胱癌細胞株RT4にGFP発現レンチウイルスベクターを感染させ,48時間後のGFP発現を観察した。PSESプロモーター,ARR2PBプロモーター,PCA3プロモーターレンチウイルスベクターすべてが前立腺細胞特異的な遺伝子発現を示した。今後も研究実施計画にそって研究を行う予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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