2008 Fiscal Year Annual Research Report
Enamel Proteinsによる修復象牙質形成のメカニズム解明に関する研究
Project/Area Number |
20592233
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
中村 幸生 Meikai University, 歯学部, 教授 (40207931)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 研 明海大学, 歯学部, 助教 (70343457)
須田 朋代 明海大学, 歯学部, 助教 (60226579)
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Keywords | Enamel Proteins / 修復象牙質 / メカニズム |
Research Abstract |
実験1.HPC細胞に対するEMDの細胞増殖への影響: 【材料と方法】HPC細胞を10%FBS添加DMEM培地に懸濁し、1×10^4/wellの細胞密度で96穴培養プートに播種した。培養24時問後、EMD添加した10%FBS添加DMEM培地に交換し培養した。EMD添加に培養し(2,7日),MTT試薬を添加した10%FBS添加DMEM培地に交換し,1-2時間後に細胞内脱水酵素により還元され生成された不溶性ホルマザンをDMSOで溶解後、405nmの吸光度を測定し相対的な細胞数を算出した。【結果】EMD添加後に培養した両細胞群とも対象群(EMD無添加)と比べて、細胞殖に影響を与えなかった。 実験2.マウスマクロファージ様細胞RAW264.7に対するEMDの細胞増殖への影響: 【材料と方法】RAW264.7細胞を10%FBS添加α-minimum essential medium(α-MEM)培地に懸濁し、×10^3/wellの細胞密度で48穴培養プレートに播種した。培養24時間後,RANKLを添加後に培養し(3日5日),破骨細胞へ分化誘導した細胞としなかった細胞にEMD添加した10%FBS添加α-MEM培地に交換2日培養した。HPC細胞と同様にMTT試薬を添加した10%FBS添加α-MEM培地に交換し、1-2時間後に細内脱水素酵素により還元され生成された不溶性ホルマザンをDMSOで溶解後、405nmの吸光度を測定し対的な生細胞数を算出した。【結果】RANKLを添加し破骨細胞へ分化誘導したRAW264.7細胞において、E添加した細胞群は対象群(EMD無添加)と比べて、ほとんど細胞増殖に影響を与えなかった。一方、RANを添加しなかった未分化のRAW264.7細胞に対しては、細胞増殖の抑制傾向を示した。
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Research Products
(4 results)