2008 Fiscal Year Annual Research Report
次世代型人工骨としてのインテリジェントマテリアルの開発と発展
Project/Area Number |
20592375
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
湯浅 哲也 The University of Tokushima, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (70332822)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桃田 幸弘 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00304543)
藤澤 健司 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (40228979)
舘原 誠晃 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (90380089)
高野 栄之 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (30380091)
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Keywords | 次世代型 / インテリジェントマテリアル / ハイブリッド材料 |
Research Abstract |
平成20年度は、人工骨の骨子となるハイブリッド材料の開発を行った。具体的には、有機材料であるPLLAとPLGAをジメチルスルホキシドに溶解させ、板状の試料片を作成した.万能小型試験機にで機械的強度を測定した.さらに,蒸留水に浸漬させたのちの,乾燥重量についても測定を行った.有機械的強度は延性をもち得ることがわかった.さらに、乾燥重量は時間経時的に軽くなった。酸・塩基平衡を確認するため.pHを測定した結果,時間経時的にpHの変動がみられた. さらに,ハイブリッド材料を作成するため,有機材料に炭酸アパタイトを十分に混和させた。強度の著し劣化がないかを確認するため.炭酸アパタイトの量を変化させ、上記手法と同様に板状の試料片を作成し,万能小型試験機にて測定を行った、その結果、炭酸アパタイトの量が増えると強弱が弱くなることがわかった。
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