2009 Fiscal Year Annual Research Report
潜在看護師のフィジカルアセスメント能力を強化するための教育用マニュアルの開発
Project/Area Number |
20592509
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
瓜生 浩子 Kochi Women's University, 看護学部, 講師 (00364133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長戸 和子 高知女子大学, 看護学部, 教授 (30210107)
大川 宣容 高知女子大学, 看護学部, 准教授 (10244774)
升田 茂章 高知女子大学, 看護学部, 助教 (80453223)
原田 千枝 高知女子大学, 看護学部, 助教 (00508583)
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Keywords | 看護技術 / フィジカルアセスメント / 潜在看護師 |
Research Abstract |
平成21年度は、再就業を目指す潜在看護師のフィジカルアセスメント能力の弱点を補強する教育用マニュアルと教育プログラムの原案の作成を中心に研究を進めた。 まず、潜在看護師のフィジカルアセスメント能力の弱点と課題の抽出を行うために、再就業を目指している潜在看護師を対象とした研修会を開催する予定で準備を進めていたが、対象者の確保に難航した。そこで、自らのフィジカルアセスメント能力に課題を感じたり、フィジカルアセスメントに対する学習意欲の高い現役の看護師から、フィジカルアセスメントに関する課題や苦手な部分について意見を得た。その中で、看護基礎教育や就職後に研修会等でフィジカルアセスメントについて学んだ経験がある看護師でさえ、観察方法や分析・判断に自信がなく、正常と異常の判断や実技など基礎的なことから学びたいと望んでいること、疾患の知識や病態の把握が不十分だが効果的な勉強の仕方がわからないこと、情報を整理し仮説や予測を立てることや異常時の対応に課題を感じており、臨床の事例や場面を想定した応用的な学習も必要としていることが明らかになった。 この結果と前年度の成果を踏まえて、教育用マニュアル案と研修プログラム案を作成することにした。すなわち、マニュアルには基本的な観察技術、主な疾患と症状の基礎知識、症状の観察方法とアセスメントのポイントを含め、研修プログラムにはフィジカルアセスメントに関する基本的知識の講義、基本的な観察技術の実技演習、事例を用いて観察から判断・対応までを学ぶシナリオ学習を含めることにし、原案作成に取り組んだ。
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