2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20592520
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
佐藤 道子 Seirei Christopher University, 看護学部, 講師 (60410510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
弓野 憲一 静岡大学, 教育学部, 教授 (70112282)
石塚 淳子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (50329520)
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Keywords | 看護教育 / 看護学生 / 看護教員 / 創造性 / 創造的問題解決 / 教育方法 |
Research Abstract |
2009年度の主な研究計画は、1.看護大学生を対象とした創造性に関する実態調査を継続して実施し、看護教育において創造性は育成されているかを明らかにする2.創造的問題解決の教育方法の試案を作成するであった。 1.創造性に関する実態調査は、創造的態度診断テストとトーランステストを用いて実施し、その結果を国際比較として中国(北京)で開催された「第1回日本・中国・韓国看護学会」、第29回看護科学学会において発表した。また論文として、日本創造学会論文誌に、「日本・中国・韓国の看護大学生と一般大学生の創造的態度の比較研究」の論文名で投稿し掲載された。 2008年度に中国で実施した「看護教育における創造性に関する認識の調査」を、2009年度はシンガポールにおいて、看護大学生、看護教員を対象にインタビュー調査を行った。この結果は2010年度に看護の学会で発表の予定である。 さらに、研究経過の中で「看護及び看護教育における創造性の定義を明らかにする必要性が生じたことから、「看護教育における創造性の概念分析」に取り組むこととし、2009年度から開始した。 2.創造的問題解決の教育方法の試案の作成に関しては、試行段階ではあるが取り組の経過とその成果をシンポジウムで発表し評価を受ける機会を持った。また、創造性を育成する一つの方法であるブレインライティングのワークショップを開催し、参加者からの評価を受けた。 以上、2009年度の研究は計画通り遂行することができた。
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Research Products
(5 results)