2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20592642
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
北岡 和代 Kanazawa Medical University, 看護学部, 教授 (60326080)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森河 裕子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
中川 秀昭 金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)
長井 麻希江 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (40454235)
増田 真也 慶應義塾大学, 看護学部, 准教授 (80291285)
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Keywords | バーンアウト / Maslach Burnout Inventory / MBI-GS / 産業保健 / ストレス / 介入研究 / バーンアウト予防 |
Research Abstract |
本研究は産業領域における労働者を対象に、バーンアウトを予防するための介入研究を行うものである。本研究の目的は、Leiter&Maslachの方法論を日本の一般労働者に適用可能なかたちに修正すること、介入の効果を明らかにすることである。 平成21年度は、介入期間であった。すなわち、介入実施前に倫理審査を受けること、介入計画最終案を決定すること、ワークショップ(ビギナーズコース)を開催すること、介入対象候補者に対してワークショップ(アドバーンスコース)を開催すること、対象者のフォローアップをすること等であった。また、ワークショップ用の教材も完成させた。 6月にフィールドでの協力者の人事交代等があり、9月に介入計画最終案を決定した。その後、フィールド側の了解を得て、11-12月にワークショップ(ビギナーズコース)の開催にこぎつけた。複数回開催し、参加者は各回20-30名であった。3月にはワークショップ(アドバーンスコース)を開催し、介入対象者を得た。介入対象者は仕事の負担、裁量権、報酬、共同体、公平性、価値観という6つの側面から、自分と職場の関係性を診断し、問題抽出、目標・ターゲット設定、マイアクションというプロセスを踏みながら、バーンアウト予防のための実践プランを立案した。現時点では、同意を得た者に対して、主に電子メールによるサポートを行っている。次年度は引き続き、サポートを行い、実践プランの実施により自分と職場の関係性に変化が見られたか等を検証する。 なお、本研究の成果発表として、雑誌論文1件、学会発表5件を行った。
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Research Products
(8 results)