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2008 Fiscal Year Annual Research Report

看護職のフットケア能力の向上にむけたプログラム開発

Research Project

Project/Area Number 20659344
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

池田 清子  Kobe City College of Nursing, 看護学部, 准教授 (60224755)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 細見 明代  神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (70190212)
日野 千恵子  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (90438250)
Keywordsフットケア能力 / 看護職 / プログラム開発
Research Abstract

平成20年度は国内外の文献とフットケアを実践している4名の看護師への面接、およびフットケア技術を教授している美容業者・ケアワーカーら11名を対象にしたアンケート調査の結果から、看護師が行うフットケアのねらいと技術に関して検討した。面接を行った看護師4名のうち2名は皮膚・排泄ケア認定看護師、1名は糖尿病療養指導士の資格をもつ看護師、残り1名は以前に透析室の看護師の経験があり、現在はフットケアサロンを開業している。データ分析の結果より、ケアワーカーが考えるフットケアは、1日の疲れをとる、血流を改善させるといった、感覚的で限定的なものであった。一方、看護師が捉えるフットケアは、糖尿病者で創傷治癒が遅延している事例や血液透析患者で血流障害があり些細な傷から切断に至りやすい事例を経験していることに由来した、微細な異常の発見とケアを行う前に、どのようなケアをすべきか、すべきでないかの判断を行うアセスメントと再発させないことに焦点が置かれていることがわかった。また、爪きり、角質除去、マッサージの技術も、美容業者・ケアワーカーらは、足浴、角質削り、爪切り、マッサージに-連のやり方が決まっていたが、看護師らは、フスフレーゲや北欧のフットケアなどの技術を基盤に、医学的知識が不足している部分は各自がエビデンスを調べるとともに、日々の実践事例における振り返りを通して、独自のやり方を確立していた。次年度は、今年度の結果を基に看護師によるフットケア技術のねらいと項目を決定し、教育教材用の視聴覚教材を開発することとする

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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