2008 Fiscal Year Annual Research Report
インタープリター向けの環境保全管理型リーダートレーニングの開発
Project/Area Number |
20700625
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
朝廣 和夫 Kyushu University, 大学院・芸術工学研究院, 助教 (30284582)
|
Keywords | インタープリター / 環境教育 / ボランティア / 里山 / 環境保全 / 人材育成 / 青年教育 / 環境管理 |
Research Abstract |
本研究は、環境教育を主務とするインタープリターへの技術習得プログラムの開発を目的とし、平成20年度は国内の環境保全活動を運営する団体のリーダー育成プログラムの傾向を整理し、環境保全管理型リーダー育成プログラムの検討を行うことを目標とした。 研究者は、日本におけるインタープリターの活動フィールド、また、インタープリターの養成状況、そのプログラム、養成の課題を把握するため、下記の団体とキーパーソンの方々へのヒアリング調査を行い、本研究を遂行するに必要な人脈とネットワーク、そして資料の確保を行った。 <以下、団体名、個人名は省略> NPO法人ねおす、財団法人日本野鳥の会、(財)青少年野外教育財団福岡事務所 北九州市山田緑地、NPO法人里山を考える会、岐阜県立森林文化アカデミー 株式会社自然教育研究センター、財団法人キープ協会、富士通総研 まず、IP養成のプログラムについては、北九州において岐阜県立森林文化アカデミーの小林毅教授の講座を受講し、IPTのプログラムに関する情報を提供いただき、OJTを実施している東京都立奥多摩湖畔公園を訪問し、環境教育ツールの開発とIPの活動状況を見学した。また、キープ協会と日本の野鳥の会では、IPの養成状況と課題のヒアリングを行い、現状の把握を行った。 なお、ヒアリング調査により各団体のネットワーク利用の承諾を得た。今年度の成果は、主に下記の平成21年度の研究(アンケート調査を含む)準備である。 ・プログラム実施地について、岐阜県立森林文化アカデミーの協力確保。 ・オーストラリアのCVAとの事業実績を持つ団体の研究協力確保。 ・被験者募集とアンケート調査はCES、キープ協会、環境省のネットワーク利用を予定。
|