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2008 Fiscal Year Annual Research Report

自律神経失調による口腔乾燥症における客観的な自律神経機能的評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20791637
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

伊藤 加代子  Niigata University, 医歯学総合病院, 助教 (80401735)

Keywords口腔乾燥症 / 唾液 / 自律神経機能
Research Abstract

口腔乾燥症の原因のひとつにストレスによる自律神経失調がある。しかしその臨床的な診断基準は明確化されていない。よって、加速度脈波を用いた客観的な自律神経系の機能的評価の有効性を検討することを目的とし、本研究を立案した。まず初年度は新潟大学医歯学総合病院「くちのかわき外来」の来院患者を対象に、精神健康調査(GHQ)を用いて自律神経失調が原因と思われる患者を選定するとともに、加速度脈波計の測定条件に関する検討を行った。
1. 自律神経失調が原因と思われる患者の選定
2005年3月から2008年12月までに新潟大学医歯学総合病院「くちのかわき外来」を訪れた患者のうちVAS法による口腔乾燥の自覚症状、現病歴、既往歴、服薬歴、GHQによる精神健康度調査および唾液分泌量測定が可能であった212名(男性43名、女性169名)を対象にした。自律神経失調が原因である口腔乾燥症と診断されたのは、86名(男性13名、女性73名)であった。次年度、この86名を対象にして加速度脈波を測定し、治療前と治療後の自律神経機能を評価する予定である。
2. 加速度脈波測定器アルテットの測定条件
加速度脈波測定器アルテットは自律神経機能を測定することができる機器である。チェアーサイドでの臨床応用を考えると、測定時間は短い方が好ましい。健常者による予備実験の結果、測定時間は2分で十分であることがわかり、次年度、2分で測定を行う予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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