2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
ハイパワーレーザーを用いた水素化物超高圧状態の解明
Project/Area Number |
20H00139
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 14:Plasma science and related fields
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
尾崎 典雅 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70432515)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榮永 茉利 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教 (70709899)
梅田 悠平 京都大学, 複合原子力科学研究所, 助教 (90815705)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
高温超電導材料や水素吸蔵材料の開拓を目指し、高出力レーザー照射により水素化合物を超高圧下に圧縮して圧縮特性や光学特性などの諸特性を明らかにするとともに、X線自由電子レーザーにより相転移のダイナミクスを直接観察して関連実験データベースを整える。合わせて第一原理計算で予測される物性や構造との相互比較を行い、超高圧下の水素化物の振る舞いや構造変化過程に類似性や普遍性を見出そうとしている。 水素化物には、構造相転移に伴う200 Kレベルの「超高温超伝導」など、水素のユニークな特性を反映した興味深い振る舞いが秘められていたにも関わらず、水素化物の状態や特性に関する理解が不足していた。本研究により、状態方程式や相図に関わる実験データを補強する視点で新たな展開が図られるとともに、X線自由電子レーザーの新たな利用法につながると期待される。
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