2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
高速CMOSカメラによる広視野天体撮像探査の新展開
Project/Area Number |
20H00181
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 16:Astronomy and related fields
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Research Institution | National Astronomical Observatory of Japan |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 裕 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (10332165)
鎌田 有紀子 国立天文台, 先端技術センター, 技師 (10413973)
小宮山 裕 法政大学, 理工学部, 教授 (20370108)
大栗 真宗 千葉大学, 先進科学センター, 教授 (60598572)
川野元 聡 国立天文台, ハワイ観測所, 特任研究員 (90727398)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
すばる望遠鏡のHyper Suprime-Camの次世代の装置として、近年性能が向上したCMOSセンサーを用いて高速・広視野観測を実現する。 本研究により、パルサーの探査というこれまでにない時間軸天文学の開拓が可能となる。広視野を活かした銀河団のweak lensingによるdark matter分布の観測、また高速の画像取得によりラッキーイメージングによる高解像度撮像や、球状星団中の遅い可視光パルサーと数千個もある強磁場白色矮星パルサーも観測できるようになる。実現性も高く、確実な成果が見込まれ、また他の研究者にとっても有用であることから、波及効果も大きい。
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