2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
国際大陸掘削計画による32億年前の生物圏―水圏―大気圏―岩石圏相互作用の解明
Project/Area Number |
20H00184
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 17:Earth and planetary science and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
大竹 翼 北海道大学, 工学研究院, 教授 (80544105)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 章純 東北大学, 理学研究科, 助教 (10633638)
杉谷 健一郎 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20222052)
AGANGI ANDREA 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (20840812)
掛川 武 東北大学, 理学研究科, 教授 (60250669)
大友 陽子 北海道大学, 工学研究院, 助教 (80612902)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
本研究は、国際陸上掘削プロジェクトで得られる南アフリカの試料を用いて、シアノバクテリアの出現、そしてそれに付随する地球表層の還元的環境から酸化的環境への移行プロセスを、地質学的・地球化学的・微生物学的情報を統合して調査しようとするものである。 地球の進化の中で、24~21億年前に起こったとされる還元的な地球から酸化的な地球への転換は生物進化における最も革命的なイベントであった。その立役者であったと推測されているシアノバクテリアの影響を、地球システムとして明らかにしようとする重要な研究である。本研究により、生物と地球の共進化という新たなパラダイムの開拓が期待される。
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