2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
細胞との対話を読み解く~エクソソームハンドリングによる変形性関節症の新治療開発
Project/Area Number |
20H00548
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 56:Surgery related to the biological and sensory functions and related fields
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
廣畑 聡 岡山大学, 保健学域, 教授 (90332791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 保典 順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (00115221)
冨田 秀太 岡山大学, 大学病院, 准教授 (10372111)
渡辺 彰吾 岡山大学, 保健学域, 教授 (20548341)
落谷 孝広 東京医科大学, 医学部, 特任教授 (60192530)
西田 圭一郎 岡山大学, 大学病院, 教授 (80284058)
大月 孝志 岡山大学, 保健学研究科, 非常勤研究員 (10534802)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
正常な状態で分泌されるエクソソームとOAでみられる病的エクソソームの違いに着目して、組織の恒常性維持およびOA発症に関わるmicroRNAとエクソソームの役割を明らかにし、組織由来エクソソーム(Te-EV)を用いて正常Te-EVと脂肪Te-EVによる軟骨保護効果を検討する。病的エクソソームを除去する治療やTe-EV補充といったエクソソームによるOAの革新的治療を開発する。 本研究により、変形性関節症にエクソソームの概念を導入し、病態の解明とともに、エクソームの除去や添加といったハンドリングによる革新的な変形性関節症治療の開発が期待される。
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