Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
本研究では、エドネルピクによるリハビリテーション依存的なAMPA受容体シナプス移行促進作用の分子メカニズムを解明し、脊髄損傷における有用性を検証して、機能回復の生物基盤を明らかにする。可塑性を増強するという新しい概念の創薬に繋げる。AMPA受容体を特異的に標識するPETトレーサーを導入してAMPA受容体の可視化を行う。研究代表者らが見出したエドネルピクによる分子メカニズムが解明され、AMPA受容体のシナプス移行性を促進することによりリハビリテーション効果を増強するという独自性、創造性の高い研究である。可塑性の原理に斬新な概念を創出し、脊髄損傷後のリハビリテーション医療に革命をもたらすと期待される。