2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
フェノール系内分泌攪乱化学物質の都市水域への負荷源解析、動態把握、歴史変遷の解明
Project/Area Number |
20H00627
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 63:Environmental analyses and evaluation and related fields
|
Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
高田 秀重 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70187970)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 典秀 神奈川大学, 化学生命学部, 准教授 (00391615)
小島 弘幸 北海道医療大学, 薬学部, 教授 (10414286)
内田 圭一 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50313391)
水川 薫子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (50636868)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
環境に排出されるプラスチックポリマー由来の分解物とプラスチック添加剤由来のフェノール基を有する化合物を網羅的に分析して女性ホルモン様の活性の有無を検討する。これまでの分析では回収できていない恐れのあるフェノール化合物の分析法確立を行い、湾岸の堆積物コアや廃棄物処理場浸出水を解析して歴史的変化、リスク評価、および環境動態までを解明する。 これまでの分析では回収できていない恐れのあるフェノール化合物を網羅的に探索し、内分泌撹乱活性を調べる計画は新規で意義がある。方法論確立において、フェノール基をアセチル誘導体に変換して安定したデータを取得する方法は期待できる。成果はプラスチック管理政策の策定に対し科学的基盤を与え、国際的アピールの波及効果も期待できる。
|