2020 Fiscal Year Comments on the Screening Results
超高ピーク対バックグラウンド比を有するBNCT用治療線量モニターの開発
Project/Area Number |
20H00656
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
人見 啓太朗 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60382660)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野上 光博 東北大学, 工学研究科, 助手 (10847304)
小野寺 敏幸 東北工業大学, 工学部, 准教授 (10620916)
渡辺 賢一 九州大学, 工学研究院, 教授 (30324461)
田中 浩基 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (70391274)
石井 慶造 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 研究教授 (00134065)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
ホウ素中性子補足療法(BNCT)は有用な治療法であるが、治療線量のモニタリングが出来ないことが最大の課題である。本研究ではガンマ線ピーク効率が半導体中で最も高い臭化タリウム半導体を用いてガンマカメラを開発し ガンマ線をイメージングする事が可能なBNCT用の治療線量モニタリングシステムを実現する。 BNCTはがん治療として注目を集めており、その治療線量をモニタリングできるシステムの開発は重要な課題である。BNCTの治療線量モニタリングシステムの開発において、 TIBr(臭化タリウム)結晶を独自に育成できる強みを生かして高エネルギー分解能を有するTIBrガンマカメラを開発する独創的かつ創造的研究である。
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