2022 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the Concept of the dharmadhatu (fajie): Focusing on an Analysis of the Early Mahayana Sutras and Their Older Chinese Translations
Project/Area Number |
20H01185
|
Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
藤井 淳 駒澤大学, 仏教学部, 教授 (00610726)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Rhodes Robert 大谷大学, 文学部, 名誉教授 (00247769)
庄司 史生 立正大学, 仏教学部, 准教授 (00632613)
石井 公成 駒澤大学, 付置研究所, 研究員 (10176133) [Withdrawn]
佐々木 大悟 龍谷大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (50748316)
伊久間 洋光 大正大学, 綜合仏教研究所, 研究員 (60869709)
Conway Michael 大谷大学, 文学部, 准教授 (70549526)
宮崎 展昌 鶴見大学, 仏教文化研究所, 准教授 (70773729)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 法界 / 十地経 / デジタルデータ / 法華経 / 仏教の真理表現 / dharmadhatu / 大乗経典 / 無量寿経 |
Outline of Annual Research Achievements |
繰越を行ったため、本欄には令和4(2022)年度の一部と令和5(2023)年度の研究実績の概要を記述する。本科研は二つの柱に分かれる。第一は研究遂行のために海外の研究者を招聘する国際交流を主要目的とし、第二はdharmadhatuに関係する古訳を含む漢訳経典の対照表を作成することである。 【研究成果の取りまとめ】令和5年度は2022年8月に開催されたIABS(国際仏教学会)の発表を中心とした成果の取りまとめとして、序文・研究論文8本を含む英文論文集の作成・編集を行った。研究代表者の論文に対しては複数の研究分担者と意見を交換し、法界の概念について概括的に成果を公表できるようにした。大学院生には論文集に含まれる出典の調査を依頼した。研究期間中に出版をすることはできなかったが、Hamburg Buddhist Studiesシリーズとして近日中に公刊できる予定である。 【オンライン研究会・ワークショップの開催】イェール大学・台湾大学の仏教学研究者、日本人の考古学研究者を招いてオンラインでの研究発表とそれに基づいた意見交換を行った。ソウル大学の助教とともに国内外の研究者4名からなる仏教の真理表現についての国際研究ワークショップをオンライン(英語)で2回開催し、漢文仏典のデジタル検索の新しいソフトの実演を行った。 【科研費最終集会】2023年2月に開催された科研費最終集会で、研究代表者と大乗経典の対照表の作成を担当した研究分担者は対面および招待制オンラインの形で研究の意義を発表した。法界に関わらず、さまざまな仏教の真理表現を分析・研究することで法界の概念が明確に位置づけることが可能となったことを報告した。またそこでは人文学者のデジタルデータとの関わりが明確に位置付けられた。
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(38 results)