2022 Fiscal Year Annual Research Report
モバイル化社会の実態解明と将来構想に関する社会学的実証研究
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20H01580
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
松田 美佐 中央大学, 文学部, 教授 (30292783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 智彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00262220)
辻 泉 中央大学, 文学部, 教授 (00368846)
辻 大介 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (50292785)
土橋 臣吾 法政大学, 社会学部, 准教授 (50350236)
岩田 考 桃山学院大学, 社会学部, 教授 (60441101)
羽渕 一代 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (70333474)
石井 健一 文教大学, 情報学部, 教授 (90193250)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | モバイルメディア / 移動 / 対人ネットワーク / インターネット / スマートフォン |
Outline of Annual Research Achievements |
まず、2021年度に実施した全国質問紙調査、およびプレ調査の分析・公表準備のための研究会を3度開催した。これら研究会での検討を踏まえ、プレ調査については、松田美佐・辻泉「中高年のコミュニケーション・メディア利用」『中央大学社会科学研究所年報』26号、2022年などで結果を公表し、本調査である全国質問紙調査については、2022年11月に開催された第95回日本社会学会にて、松田・土橋・羽渕・岩田・辻泉・辻大介の6名が、20年間のモバイルメディア利用や社会の変化といった概要、および、親密性や友人関係、社会関係資本やデジタルデバイド問題といった個別のテーマに焦点をあてた報告をおこなった。さらに、松田美佐・辻泉 2023 「モバイル社会の20年:2001年から2021年のモバイル・メディア利用の変化」『紀要 社会学・社会情報学』第33号、土橋臣吾,2022,「環境化したメディアをどう捉えるか:アクターネットワーク理論の視座から」『メディア研究』第101号、 辻大介, 2022, 「ネット空間に住まうことと社会・人間関係の変容」, 檜垣立哉編『シリーズ人間科学8 住む・棲む』大阪大学出版会など、論文としても成果を公表している。 次に、多様な個人生活史調査については、2021年度の実査を踏まえ、東京・大阪・青森での調査を進め、研究会でとりまとめのための議論を重ねた。 以上、3年間の研究を踏まえ、研究全体の成果を出版するために、研究会をおこない、出版企画を進めている。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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