2021 Fiscal Year Annual Research Report
「食行動・運動」により健常から認知症発症過程を見出す栄養疫学研究
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20H01617
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
丸山 広達 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (20627096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野田 愛 (池田愛) 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (10616121)
高田 康徳 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (20432792)
山本 直史 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (40552386)
陶山 啓子 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50214713)
入野 了士 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (70634418)
斉藤 功 大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 食行動 / 認知症 / 軽度認知障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、予定していた調査等を中断せざるを得なかった。そこで、複数の先行研究で報告されているように、新型コロナウイルス感染症流行下における生活習慣・様式の変化をとらえるべく、東温スタディに参加している約1500名を対象に、2021年5月から9月にかけて生活習慣や健康、心理に関する質問紙調査を行った。 その中で、2009-12年、2014-18年、2021年のアンケート調査に回答した65歳以上高齢者を対象に共通して調査した項目の推移を検討した結果、男女ともに運動習慣が少ない者、長時間睡眠の者、就寝前2時間内に食事をする者の割合は、2014-18年から2021年にかけて増加傾向、65-74歳の前期高齢者で男女ともに毎日飲酒する者の割合が減少傾向といった推移がみられた。 また、既存データを用いて食と認知機能との関連を分析した。例えば睡眠時間が短い場合間食頻度が多いほど軽度認知障害のオッズ比が高いこと、女性では食事バランスガイドの総SV数が多いほど軽度認知障害のオッズ比が低いこと等を報告した。 最後に要介護認知症との関連を分析する準備も並行して進め、自治体に対して2022年2月時点の介護保険データの請求を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い予定していた調査ができず、また共同研究機関などにおける検体測定についても遅れが生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症に対する諸対策が講じられつつあるため、次年度は本年度予定していた対象者に対する生活習慣や認知機能の測定を行うとともに、可能な限り生体指標の測定についても実施できるよう検討する。
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Research Products
(2 results)