2022 Fiscal Year Annual Research Report
都市型生活における食習慣決定因子の検討:地域・職域の両面から
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20H01621
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
朝倉 敬子 東邦大学, 医学部, 教授 (40306709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西脇 祐司 東邦大学, 医学部, 教授 (40237764)
佐々木 敏 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (70275121)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 都市生活者 / 食習慣 / 栄養素・食品摂取量 / 身体活動量 / 睡眠 / 気分 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023度は、東京都X区内の事業所に勤務する成人を対象に、ウェアラブルデバイス(Fitbit)による身体活動度・睡眠などのモニタリングとスマートフォンアプリによる食事摂取状況やその日の気分のモニタリングを組み合わせたデータ収集を実施した。スマートフォンアプリ上で、生活状況などに関する質問票調査も実施した。データ収集は2023年10月~2024年1月に実施した。 デバイスは約450名に配布した。データ解析可能と判断された研究対象者は317名であった。2024年2~3月に主要なデータの集計を行った。参加者は男性では20-30歳代の者が58%であったが、女性では40-50歳代の者が54.7%を占め、参加者の年代に差が認められた。就労者を対象としていたため身体活動度は高く、1日の平均歩数は10043歩であった。一方、睡眠時間は短く、平均睡眠時間は6時間2分であった。スマートフォンアプリによる食事調査からはカルシウムやビタミンAの不足傾向、食塩の過剰傾向など従来の食事調査法による結果と類似の傾向が認められた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID-19感染症流行の影響で1年調査実施が遅れたものの、当初予定した目的に沿って調査は実施された。令和5年度実施の調査では当初使用を計画していたウェアラブルデバイスがサービス提供中止となり、機種の変更を余儀なくされたが、結果的には当初計画よりも多くの研究対象者を得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
全体に1年遅れての進行となっているが、内容的には当初予定通りである。自治体や地域の各種団体との連携を密にしながら、研究を進めていく。最終年度は収集したデータの解析を進め、結果を公表していく予定である。
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