2022 Fiscal Year Annual Research Report
ジオシステムの視点を導入した自然災害に関する科学教育の開発
Project/Area Number |
20H01749
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
川村 教一 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 教授 (80572768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉本 直弘 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10294183)
藤岡 達也 滋賀大学, 教育学系, 教授 (10311466)
小森 次郎 帝京平成大学, 人文社会学部, 准教授 (10572422)
松本 一郎 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (30335541)
井山 慶信 広島国際大学, 健康科学部, 准教授 (30368807)
田口 瑞穂 秋田大学, 教育文化学部, 講師 (40760880)
澤口 隆 東洋大学, 経済学部, 教授 (50318755)
岡田 大爾 広島国際大学, 健康科学部, 教授 (60413548)
瀧本 家康 宇都宮大学, 共同教育学部, 助教 (60823276)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ジオシステム / 科学教育 / 地学教育 / 地理教育 / 理科教育 / 自然災害 / 生徒 / 児童 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は特に以下の内容について新規に取り組んだ. 地域の自然災害教育の開発では、①熊本地震の教材化、②熱海市伊豆山土石流災害の教材化の検討、③1783年天明浅間山噴火に伴う泥流の教材化のために素材の収集、に取り組んだ.①では、熊本県において地元の教育関係者・行政担当者・ジオパーク関係者と意見交換や議論を行う研究集会と野外検討会を実施した.②については、現地調査を踏まえいわゆる「天災」と「人災」のとらえ方を教材化する視点を取り入れた.③では歴史・地理の教育ではなく、歴史時代の火山泥流を科学教育として展開するための教材収集と開発を行った. 本研究のまとめとしての国際シンポジウムでは、ジオシステムを導入した自然災害教育の学校教育における可用性・有効性について、広く・深く議論するために、国内外の自然災害の研究・教育関係者を対象として、自然災害・防災に関する教育課程・教材・指導法に関するシンポジウム(自然災害と教育に関する国際シンポジウム)を2022年8月24日に島根県松江市で開催した.我が国と同様の自然災害が発生する東アジア地域(韓国、中国、台湾)の自然災害教育関係者を招聘して話題提供と議論への参加を依頼し、本研究成果の国際的な通用性を高めることをめざした.シンポジウムの 内容は、我が国の自然災害とジオシステムの関係に関する基調講演、およびジオシステムを導入した高校、大学における自然災害教育の成果と課題の議論であった.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)
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[Presentation] Research on promoting national resilience through disaster mitigation education for university students2022
Author(s)
Okada, D., Iyama, Y., Sawaguchi, T., Kawamura, N., Yasufuku, K., Ohori, M., and Okada, H.
Organizer
The 9th International Conference on Geoscience Education
Int'l Joint Research
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