2020 Fiscal Year Annual Research Report
Development of an activity-based model incorporating mid- to long-term social network data
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20H02266
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
トロンコソ ジアンカルロス 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (60756336)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大山 雄己 芝浦工業大学, 工学部, 助教 (20868343)
力石 真 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (90585845)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 社会的ネットワーク / 社会影響 / 交通行動 / Google Maps / COVID-19 / 行動変容 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はCOVID-19の影響を受け、研究計画が乱れたため、研究計画を一部変更した。本課題に関連する「社会的影響」がCOVID-19パンデミックに対する自粛行動関するパネル調査を行って得られたデータを分析した。主な結果として、社会的影響の指標として、「他者の外出自粛」に対する認知が高いほど(他の人は皆自粛していると思うほど)、一人でや他人との外食、余暇活動等のための外出頻度に無視できない影響を与えることが分かった。これを踏まえて、日本における外出自粛・在宅促進のための情報キャンペーンは、個人ではなく企業や学校や地域コミュニティなどのグループに対し、重要な参照グループの行動、または少なくとも行動の認識を強調することで、成功する可能性が高くなると言える。 この結果は国際学会と国際ジャーナルに結果を発表した。
外出制限が緩和された後、Google Mapsのロケーションヒストリーをグループ活動を特定するための実証実験を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今年度はCOVID-19の影響を受け、研究計画が乱れた。具体的に、Google Mapsのロケーションヒストリーをグループ活動を特定するための実証実験が外出制限に影響を受け大分遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、(1)COVID-19における交通変容のパネルデータを取り続けて、分析を行うことと(2)Google Mapsの実証実験のデータを分析する予定である。
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Research Products
(6 results)