2022 Fiscal Year Annual Research Report
Next-generation approaches for the conservation of natural landscapes
Project/Area Number |
20H03013
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture |
Principal Investigator |
齋藤 馨 東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (70215531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鎌田 直人 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (90303255)
藤稿 亜矢子 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (20732754)
後藤 晋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60323474)
中山 雅哉 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (90217943)
藤原 章雄 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60292794)
鈴木 智之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (20633001)
中村 和彦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (70707075)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 自然風景地 / 保護 / 利用 / サイバーフォレスト / インターネット / COVID-19 / 芸術 / 遠隔 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成4年度は引き続きサイバーフォレスト(以下CF)の自然風景地音声映像モニタリングシステムを通年にわたり運用し、ライブ映像音を提供しつつそのアーカイブ公開を継続した。この自然地のデジタルアーカイブ情報とライブ映像音の提供、つまりインターネット上のデジタルな自然情報に、自然地から離れている都市住民が触れることが、自然への意識をどう変化させ、現地に行かずとも自然風景地を保護し利用していると感じられるのか、といった意識変容に関する考察に向けて以下を実施した。 1. 2022年5月1日早朝に国際イベントREVEIL に、ライブ音を使った鳥類聞き取り調査を展示し、遠隔森林ライブ音の生態調査利用についての国際的な評価を得た。 2.研究協力者随筆家青木奈緒氏を2022年12月に東京大学千葉演習林内の相ノ沢スギ品種見本林(1931年植栽)を案内し、90年生見本林を含む3編の随筆執筆を受け取り、研究分担者と共有し自然地の文芸表現に関する定性的な知見を得た。 3. 2022年12月に対面ワークショップを開催した。CFでモニタリングしている遠隔森林の絵画作品について美術解剖学的報告について参加者間での議論をした。またダンボールアートのクマのお腹の中で遠隔の森林のライブ音を聞く作品を制作し、参加者とともに見学・体験して、遠隔の森の音を聞くことの感想と意味を共有した。 4.2023年3月「自然風景地の保護と利用、その先へ。」と題した当該科研最終年のシンポジウムを開催した。第一部「森林と情報、深淵の架橋。」、第二部「古の芸(わざ)と術(すべ)を、交え見晴らす。」第3部「自然と結ぶ、時代の最前列へ。」による3講演、4作品、5話題提供による研究成果を発表した。芸術家と研究者、そして森林の新たな活用に関わる専門家の3者から話題提供および両者を交えての議論を行った。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)