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2020 Fiscal Year Research-status Report

異校種間教師によるふり返りのオンラインコミュニティの構築

Research Project

Project/Area Number 20K00776
Research InstitutionBunkyo University

Principal Investigator

渡辺 敦子  文教大学, 文学部, 教授 (70296797)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 浅岡 千利世  獨協大学, 外国語学部, 教授 (30296793)
藤井 彰子  国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (60365517)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywordsふり返り / オンラインコミュニティ / 現職教員養成
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は異校種間教師によるふり返りのオンラインコミュニティを構築することである。ふり返りのコミュニティ構築のために本研究では次のことを行う。1)個々の教員が置かれたコンテキストにおけるふり返りの過程の探究、2)オンライン会議ツール活用によるふり返りの負担の軽減、3)中学校、高等学校、大学教師が研究者、実践者という役割を担い、実現可能、持続可能なふり返りのコミュニティの構築、提示を目指す。
本年度の研究実績はオンラインコミュニティ構築のための活動を行ったことである。具体的にはZoomで行う意見交換の場を体験するために7月にオンライン懇談会を開催した。そして9月に研究代表者の本務校である文教大学の研究倫理委員会より研究倫理の審査を受け、9月中旬に研究の説明会をオンラインで行い、参加者より同意書をもらい、10月より研究を開始した。研究に参加したのは本科研の研究代表者、研究分担者の3名の大学教員、4名の高校教師、1名の中学校教師であり、この8人は4人ずつ二つのふり返りのオンラインコミュニティに分かれた。オンラインコミュニティでは次の活動を持って授業改善を目指した。1Zoom会議で自分の授業の課題について共有、2自分の授業を録画、3授業をDropboxにアップロード、4同じコミュニティの他者の授業を観察、5Zoomによる会議でお互いの授業について話し合いをしながら授業の向上を目指す。各グループがそれぞれ上記のサイクルを3回行った。3月に各参加者より本研究に参加しオンラインコミュニティが自分にとってどのような意味づけがあったのかインタビューを行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年は新型コロナウィルス感染症拡大により、授業の開始が1か月程度遅れまた大学においては授業形態がオンラインとなり、録画による授業実践の共有が困難であった。また多くの学会が中止またはオンライン開催となり研究の経過を共有する場を持つことが困難であった。

Strategy for Future Research Activity

日本で英語を教える教師のふり返りについての出版プロジェクトに関わり、1章を担当する予定である。また学会発表の参加なども考えている。

Causes of Carryover

2020年度は参加予定であった全ての学会の開催が中止またはオンラインとなったので旅費、参加費の支出がなかった。
本年度は学会、その他セミナーなどへのオンライン参加を考えている。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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