2022 Fiscal Year Research-status Report
A study on the fulness of team care that supports practicalcare ability of foreign care workers.
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20K02257
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Research Institution | Kio University |
Principal Investigator |
前田 則子 畿央大学, 健康科学部, 准教授 (80513184)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久松 美佐子 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (10512600)
西村 由実子 (橋本由実子) 関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (90548562)
古川 秀敏 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10316177)
森花 美和子 関西看護医療大学, 看護学部, 助手 (40769923) [Withdrawn]
丹羽 さよ子 鹿児島国際大学, その他部局等, パート職員 (00197550)
堤 由美子 鹿児島国際大学, その他部局等, 教授 (30207419)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 外国人介護職 / 介護実践力 / チームケア |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、コロナ禍の影響を受けて、感染拡大防止の観点から、主な調査対象である高齢者福祉施設への訪問が困難なため、当初の計画を縮小、延期せざるを得なかった。そのため、主に2021年度に実施したインタビューデータの整理と分析を行った。 研究成果としては、外国人介護職の介護実践力を支えるチームケアの要素について文献検討し、第63回日本社会医学会総会において発表した。また、外国人介護職が日本の高齢者施設において就労するためのチーム支援について質的記述的に分析し、東アジア看護学研究者フォーラム(EAFONS2023)にて発表し、職場内の支援的環境が、チーム支援において重要であること、さらにキャリアアップを視野に入れたチーム支援が必要であるなど、チームケアについて多面的な視点で検討することの必要性を提示した。また、外国人介護職の介護実践力を支えるチームケア尺度の内容的妥当性を検討するため、尺度項目原案の作成を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は、コロナ禍の影響により、調査項目作成に係る研究協力施設のリクルートおよびプレテストおよび本調査を実施することが出来なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、プレテストを実施し内容妥当性を確認した後、本調査を実施する。本調査から得られた成果を学会発表、学術論文に投稿する。また、これまでの研究成果に関連したワークショップを開催し、外国人介護職受け入れの現状と課題について検討する予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度の計画を2023年度に実施する。今年度の計画として、調査項目作成に係るプレテストを7月から8月に実施し、調査項目原案を作成する。その後、11月から12月に尺度開発に係る本調査を実施し、得られた結果を分析しまとめる。
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