2021 Fiscal Year Research-status Report
テーマ型・総合型の教育活動を推進する教員の資質能力に関する日独比較研究
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20K02547
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
望月 耕太 神奈川大学, 経営学部, 助教 (80754605)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
紅林 伸幸 常葉大学, 教育学部, 教授 (40262068)
山崎 準二 学習院大学, 文学部, 教授 (50144051)
川村 光 関西国際大学, 教育学部, 教授 (50452230)
金子 真理子 東京学芸大学, 次世代教育研究センター, 教授 (70334464)
早坂 めぐみ 秋草学園短期大学, その他部局等, 講師 (70821677)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ドイツ / 教員養成 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度と同様に終息をみせない新型コロナウイルス感染症の影響を受け、当初の調査計画を変更し、2021年度は国内での資料調査および国内の研究協力者や関係者と意見交換を行った。また、国内のドイツ教育に関する研究者が実施した研究会に参加し、コロナ禍におけるドイツの学校の教育実践について理解を深めた。また、研究実施に向けての体制を整えるため、研究調査ネットワーク構築のために日独協会にも連絡をし、イベントに参加している。 現地調査に関して、当初の予定では2021年8月から9月、2022年2月から3月における調査を考えていたが、いずれの時期もドイツ国内の調査受け入れ体制が整っていると判断できず、見送らざるを得なかった。日本国内にいるドイツ研究者が主催する研究会に参加し、今後の研究協力や共同の研究会の開催を依頼することができた。また、日独協会が開催するイベントに出席し、ドイツ国内の現在の状況について理解を深めると共に、出席者同士での意見交換を行うことによって、現地調査が実施できるタイミングや調査が認められる可能性が高い地域などについての情報を得た。2022年度は、ドイツ国内における現地調査実施を実施したい。また、次年度は調査のポイントを教員養成教育にしぼり、調査を進めていきたい。調査を進める上で、これまでに構築してきた研究者ネット―ワークを活用し、2021年度にはできなかった論文発表を行いたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症による調査計画の変更が発生したこと、研究代表者の心身の不調があり調査研究を進められない時期が発生したためである。 新型コロナウイルスによる影響で、依然としてドイツ国内の研究協力者との共同研究会やドイツ国内の訪問調査について、現時点では実施の目途がたっていない点も不安が残る。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年7月からドイツ国内の研究者と連絡調整を進め、円滑に計画を実施できるよう準備を進める。また、テレビ会議を活用して、遠隔でも実施できる調査を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症に伴い、予定していた訪問調査の実施ができなかったためである。予定していた訪問調査は、2022年度に実施する予定である。
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