2022 Fiscal Year Research-status Report
就学前の医療的ケア児と家族を支援するシステムの基盤構築に関する調査と研究
Project/Area Number |
20K02718
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
笹川 拓也 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (00413518)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
入江 慶太 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10508972) [Withdrawn]
岡正 寛子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (20410938)
森本 寛訓 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (40351960)
橋本 勇人 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50341144)
松本 優作 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (50826542)
荻野 真知子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (60847945)
末光 茂 社会福祉法人旭川荘(総合研究所特別研究部門), 特別研究部門, 所長 (80235837)
藤澤 智子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (80368729)
種村 暁也 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (00883167)
星野 さくら 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (00910340) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 医療的ケア児 / 未就学児 / 保育・療育・医 療・福祉・教育の連携 / 切れ目ない支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、近年、医療的ケア児が増加傾向であり、医療的ケア児の保育所等での保育の需要が拡大している。しかし実際には、受入れ態勢が未整備の状態で、かつ医療的ケア児とその家族を地域社会で支援していくには、多職種間の連携強化が重要な役割であるが、連携の強化には至っていない。そこで、本研究活動を通して医療的ケア児とその家族への支援のあり方を多角的に分析し、保育・療育・医療・福祉・教育が連携した安全な医療的ケア児の支援体制の基盤について明らかにし、望ましい支援システムの構築を目指すことである。 そこで、2021年度に文献研究を中心に「就学前の医療的ケア児とその家族の支援に関する文献レビュ-」を行い、川崎医療福祉学会誌に「就学前の医療的ケア児と家族の在宅支援に関する文献検討」というタイトルで投稿し、在宅支援に関するモデルを提案した。また、日本保育者養成教育学会第6回研究大会において、「医療的ケア児とその家族への支援体制に関する一考察」というタイトルで、医療的ケア児とその家族への支援体制の課題を整理し、必要な支援体制について考察した。そして、これらの結果を踏まえて、2022年度の研究計画では、新型コロナウイルスの感染状況をみながら調査の準備を進め、調査を実施する予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため計画通り調査が実施出来ず、学会等の発表は行えていない。そのため、2022年度に計画していた調査を2023年度に実施し、研究成果をまとめていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、計画していた調査活動が実施できず、遅れているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度において調査活動が実施できていないため、2023年度に行う予定である。しかし、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、調査対象及び調査方法を見直す可能性がある。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で調査活動が実施できていないことから、予算を使用することができなかった。 そのため、2023年度は、旅費及び謝金については調査のための旅費・謝金、アンケート調査時の謝金、また調査結果データを整理・入力する作業について計上。
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