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2021 Fiscal Year Research-status Report

多職種のためのシミュレーション教育手法を用いたアセスメント力UPプログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 20K03181
Research InstitutionAomori University of Health and Welfare

Principal Investigator

福岡 裕美子  青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (80369280)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 工藤 英明  青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (60424008)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords多職種連携 / 高齢者ケア / 実態Web調査
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、地域在住高齢者の暮らしを支える高齢者ケアに携わる多職種のアセスメント力育成のためのプログラムを構築することを目的としている。
令和3年度の研究計画は、上半期・下半期とも多職種のアセスメント視点を知るためにワークショップの開催であった。しかし、令和2年度の研究計画から新型コロナ感染症蔓延および感染予防対策に翻弄され研究の進行が遅れていた。そこで令和2年度の研究計画であった多職種連携・協働の認識調査を「多職種連携実態調査」としてWeb調査にて実施した。青森県内における地域で在宅ケアに携わる多職種の連携に関する実態を把握することを目的とし地域在住の高齢者を支える保健・医療・福祉の各専門職14職種に対してWeb調査を実施した。青森県内1481事業所へ依頼文書およびWeb調査実施のためのQRコードを送付し回答を依頼した。調査内容は基本属性および「医療介護福祉の地域連携尺度(6下位尺度)」連携の取りにくい職種1位から3位までの記載、連携で困ったことの自由記載とした。その結果、回答は149名から得られた。回答者の職種で最も多かったのは介護支援専門員88名(59.1%)で、対象者の地域での多職種連携の評価は、どちらかといえばよい・よい・とてもよいは132名(89.6%)だった。医療介護福祉の地域連携尺度と基本属性の相関分析では、地域で助けてくれる人の数および現在の職場での勤務年数と年間で担当する利用者様数で弱い正の相関がみられた。
この結果については簡略化した報告書を作成し、Web調査時に調査結果報告書が欲しいと回答のあった協力者に令和4年3月末にメール添付にて配布した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

令和2年度の研究計画から新型コロナ感染拡大のため、大学での授業や看護学実習での対応に追われ「やや遅れいている」状況であった。令和3年度は令和2年度の研究計画を進めることができた。しかし研究予定から考えると、ほぼ1年遅れで研究が進行している状況である。令和3年度の研究計画は多職種のアセスメント力把握のための、対面でのワークショップを開催する予定でだった。本研究の研究対象者がいる青森県内の新型コロナ感染状況が落ち着かないため、研究対象者は本務(在宅高齢者のケア)に追われており、参加者が集まらないことが判明したこと、福祉系の職種は研修等がすべてオンラインに切り替わっていることから令和3年度の研究計画である対面でのワークショップの開催はできなかった。今後も新型コロナ感染拡大予防の観点から、福祉系職種に対する「対面」でのワークショップ等の開催は無理である。そこで、今後はワークショップをオンラインで実施するための方法を検討・模索した。

Strategy for Future Research Activity

本研究は、ほぼ1年遅れで進行している。1年遅れではあるが、令和3年度は多職種連携・協働の実態調査を実施し、青森県内の在宅高齢者のケアに携わる多職種の連携・協働の実態を把握することができた。その結果を研究協力者(要望のあった協力者)へ簡略化した報告書を作成しメール添付にて報告することができた。令和3年度の研究計画の多職種のアセスメント力把握のための対面でのワークショップの開催は、オンライン形式へ変更することにした。令和4年度6月上旬と10月上旬の2回開催予定としている。当初の研究計画で考えると、令和4年度のオンラインワークショップに参加してくださった研究協力者に、その後ワークショップで得た内容の活用状況の調査(質的調査)を実施したいので、研究期間を1年延長したいと考えている。

Causes of Carryover

1.研究進捗がほぼ1年遅れであり、当初の研究計画の令和3年度の青森県内6ヶ所での対面でのワークショップ実施のための予算を計上していたが、新型コロナ感染状況が落ち着かないため、対面でのワークショップの開催は無理であると判断した。そのための予算が使用されていない状況である。令和4年度はオンラインを活用しワークショップ開催を2回計画している。オンライン研修のエキスパートから研究協力得ることができる予定であるので旅費および人件費から支出したい。
2.令和3年度に実施した「多職種連携実態調査」の自由記載部分の分析が未着手であるため、当初予定の質的内容の分析ソフトを購入し分析を進める予定である。
3.令和2年度(採択1年目)から新型コロナ感染拡大の影響を受けて、ほぼ1年研究の進捗が遅れているので、当初の3年目の研究計画遂行のために、令和5年度まで研究期間を延長することを希望する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] X県における地域で在宅ケアに携わる多職種の連携に関する実態2022

    • Author(s)
      福岡裕美子,工藤英明
    • Organizer
      日本ケアマネジメント学会第21回研究大会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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