2022 Fiscal Year Research-status Report
高校生対象の共感性を高める次世代育成教室の作成と効果検証:クロスオーバーデザイン
Project/Area Number |
20K03212
|
Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
渡邉 一代 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 博士研究員 (70622322)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 あや 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00347212)
石井 佳世子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40336475)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | Empathy, / Reproductive health / School health, / Adolescent, |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度の研究計画は、研究成果である共感セッションの普及検討であった。そのために①学校関係者、保健関係者へワークショップの開催 ②高校での実施の2点を計画していた。 実績結果は、福島県内の高校への説明が1件と鹿児島県の大学への説明とワークショップ開催が1件であり、保健関係者への説明は2件実施した。 福島県内の高校では、校長を含む計4名を対象に説明を行った。鹿児島県の大学では、大学教員と大学院の学生を対象に説明を行い、ワークショップは大学生6名を対象に実施した。保健関係者への説明は、福島県内保健所の2つの地区で子育て関連の研修で説明し、説明対象者数は計70名であった。 高校生を対象にした共感セッションは開催できなかったが、鹿児島県においては医療系の専門学校の学生を対象とした共感セッションが1回開催された。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の感染対策の必要から、少人数の説明会やワークショップは、感染対策をしながら開催することができた。しかし、学校関係では集団を対象にしたグループワーク形式の集会講演が制限されたため、高校における実施は実施出来なかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究の延長が倫理委員会にてまで2026年まで許可された。今後は、学校関係者、保健関係者への説明と実践を行う予定である。
|
Causes of Carryover |
研究成果の普及に向けた取り組みに不足があった。今後は、普及のためパンフレット作製と学校説明および保健施設説明件数を増やす計画である。
|
Research Products
(1 results)