2020 Fiscal Year Research-status Report
肺癌の定位放射線治療における個別化ゲノム医療の探求
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20K08080
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
田中 秀和 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30509782)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
椎木 健裕 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (30610456)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 放射線治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
当学の倫理委員会での審査・承認を得た後、電子カルテシステムを用いてデータ収集を実施した。体幹部定位放射線治療を実施した98例の患者の年齢、性別、腫瘍サイズ、遺伝子異常/変異の有無、放射線治療実施日、照射線量、照射回数、照射後の局所制御の有無、局所制御期間、領域制御の有無、領域制御の期間、遠隔転移の有無、遠隔転移が生じた時期、生存の有無、生存期間、死因を抽出した。また遠隔転移に対して緩和的放射線治療を行った41症例においても患者の年齢、性別、腫瘍サイズ、遺伝子異常/変異の有無、放射線治療実施日、照射線量、照射回数、照射後の局所制御の有無、局所制御期間、生存の有無、生存期間、死因を抽出した。引き続き解析を行っていく予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記のとおり臨床患者データのデータ抽出は順調に進んでいる。現在のところおおむね順調に進展しており、引き続き研究を遂行していく。
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Strategy for Future Research Activity |
現在のところおおむね順調に進展しており、引き続き研究を遂行していく。令和3年度は抽出したデータの解析を進めるとともに基礎実験の準備を進めていく。
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Causes of Carryover |
わずかであるが端数の残金が生じた。次年度の予算と合わせて使用予定である。
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