2020 Fiscal Year Research-status Report
リアルタイムモニタリングによる効果的水素療法の検討
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20K09307
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
古賀 寛教 大分大学, 医学部, 助教 (50468013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳丸 治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 水素 / 酸化ストレス / 抗酸化効果 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度は水素濃度測定器を用い測定条件の設定、in vitroでの水素水中の水素濃度の変動を測定を試みた。白金電極で感知する電圧が一定せず、コントロールを取る条件設定を変えながら安定化を目指した。25℃下、100%水素バブリングで理論上の約70%飽和した水素水を検討する標準水素水とし、様々な条件下(放置、点滴製剤として持続投与、温度変化)での水素濃度の変動を検討中。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
水素濃度測定時に100%水素による校正が必要であるが、研究室の改築に伴いクリーンベンチの使用に制限がかかり、ダクト内での作業が一時中断したことが一要因である。加えて、コロナ対策のため臨床業務にエフォートがシフトし、人的、時間的制約により遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
可及的にダクト設営を行い研究を再開する予定。研究協力者とのタスクシフトを行い、スムーズな研究遂行が出来るよう再考する。点滴製剤として投与経路、温度、保存法によってどの程度水素濃度が維持できるのか引き続き検討を重ねていく予定である。
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Causes of Carryover |
研究遂行の遅延が起き、使用経費が減少したため。 2020年度未使用分は当初の使用目的通り遅れている研究遂行に使用する予定。
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