2023 Fiscal Year Research-status Report
リアルタイムモニタリングによる効果的水素療法の検討
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20K09307
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
古賀 寛教 大分大学, 医学部, 客員研究員 (50468013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳丸 治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 水素 / 抗酸化作用 / 体内動態 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度の比重の違いによる混合の不安定性を解消するために、濃度設定を一律100%水素によるバブリングで作成した飽和飽和水素水での投与をトライするも、測定値のブレが大きく一定しないため、動物実験への応用に至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
実験と実験の間隔が長いため気候条件の違いも影響している可能性がある。そういった温度や湿度による条件の違いが原因なのか、測定機器の精度の問題なのか洗い出す必要が出てきており、その作業のためプロトコール遂行に至っていないのが大幅に遅延している理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在まで動物を用いたモニタリングまで持って行くためのin vitroでの実験がスムーズでない。水素水中の水素濃度を一定に保つ条件設定が不安定である。同一実験は出来るだけ同日に行うなどの環境因子を揃えるとともに、測定器における電極の摩耗等が影響している可能性もあり、機器の測定精度を一定に保つために電極の仕様や形状を見直しながら早期に予定プロトコール遂行に努める。
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Causes of Carryover |
in vitroでの実験が予定通り進まず、各種条件設定や機器精度の見直しを行っているため、予定額使用に至らなかったため。当課題を解決し予定プロトコール遂行に至れば経費として使用することとなる。
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