2021 Fiscal Year Research-status Report
Is decreased levels of serum osteocalcin associated with increased risk of type 2 diabetes mellitus and atherosclerosis? - A 10-year follow-up study -
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20K10516
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
由良 晶子 近畿大学, 医学部, 講師 (80142595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
玉置 淳子 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90326356)
神谷 訓康 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90780073)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | オステオカルシン / 低カルボキシル化オステオカルシン / 2型糖尿病 / 動脈硬化 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度も新型コロナウイルス感染症が流行し、大阪では4月25日~6月20日まで、さらに8月2日~9月30日まで、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出されていた。10月に流行が終息するかにみえたため、福島県西会津町での地域在住女性を対象としたJPOS研究の25年次追跡調査の準備を進めていたが、令和4年1月から流行の第6波が到来し、新型コロナウイルス感染症まん延防止等特別措置が1月27日~3月21日まで指定され、調査を実施できなかった。今年度も研究は準備段階で中断し、令和4年度に調査を延期することとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和3年度に入っても新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言やまん延防止等特別措置が発出されていたため、予定していた地域での調査が実施できなかった。このため今年度も研究は準備段階で中断し、令和4年度に調査を延期することとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度にJPOS研究の25年次追跡調査を2対象市町で実施。15年次調査時40歳以上の約600人を対象とする。本申請課題では以下の項目を主に実施担当する。 1)動脈硬化指標の測定:頸動脈石灰化、頸動脈内膜中膜複合体厚(IMT)値の測定を15年次調査と同周波数で後継機種の超音波測定装置を用い、早期動脈硬化研究会のプラーク性状分類に基づき石灰化の有無を評価し、頸動脈内膜中膜複合体厚(IMT)を測定。さらに、上腕-足首動脈脈波伝播速度・足関節上腕血圧比を血圧脈波検査装置(日本コーリン、formPWV/ABI)で測定する。 2)新規糖尿病・インスリン抵抗性を把握:空腹時(食後7時間以上)採血にて、血漿中グルコース、HbA1c、インスリンを測定し、日本糖尿病学会の基準で糖尿病を診断。インスリン抵抗性はHOMA-IRで評価する。 3)未受診者対象の糖尿病新規発症に関する郵送・電話調査:調査未受診者に調査票を送付し、未回答者には電話で聞き取りし、糖尿病の新規発症を把握し、アウトカムの補完を行う。 4)二重エネルギーX線吸収法(DXA)による体脂肪量の測定:研究協力者現有のバス搭載型DXA(Hologic社製QDR4500A)を用いて体組成を解析し、内臓脂肪Android脂肪量等を算出する。 5)メタボリック症候群の診断:空腹時採血により血糖、中性脂肪、HDLコレステロールを測定し、血圧、腹囲から日本内科学会等8学会の診断基準に基づき、診断する。
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Causes of Carryover |
令和3年度も新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、府県を越える移動やイベントの自粛が求められ、予定していた福島県西会津町での地域在住女性を対象としたJPOS研究の25年次追跡調査が実施できなかった。このため当該年度の研究は準備段階で中断し、令和4年度に調査を延期することとなった。
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Research Products
(1 results)