2021 Fiscal Year Research-status Report
臨床的思考力を育むICTを活用した学習システムの構築-技術・思考・実践の連動-
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20K10592
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Research Institution | Kyoto Koka Women's University |
Principal Investigator |
徳永 基与子 京都光華女子大学, 健康科学部, 教授 (20381709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鹿内 信善 天使大学, 看護栄養学部, 教授 (20121387)
中島 智晴 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (20326276)
西村 舞琴 京都光華女子大学, 健康科学部, 講師 (30757183)
前川 泰子 香川大学, 医学部, 教授 (60353033)
糸井 麻希子 京都光華女子大学, 健康科学部, 助教 (60804086)
山本 美輪 香川大学, 医学部, 教授 (70353034)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 臨床実践能力 / 観察技術 / バーチャル体験 |
Outline of Annual Research Achievements |
臨床実践能力の1つである患者の安全を担保する観察技術を焦点に、実習導入へのプレ実習を、バーチャル体験できるM Rシステム上(White Room)でゴールドメソッドを活用した教材を作成・展開し、実証実験を実施した。用いた教材は、臨床家の認識を追体験することが実践家になる最短と考え、看護のプロフェッショナルの認識を顕在化した池上のゴールドメソッドを基盤にし、研究者の臨床での実体験をもとに教材を開発した。コロナ禍においても、いつでもどこでも参加可能にするバーチャル空間の活用が必須と考え、学内でも家庭でも同じ空間で体験・話し合いができるシステムとして、MRによる会議システムを活用した。教育効果は、学習目標の達成・動機づけの観点から評価した。現在、評価内容を分析中であり、2022年度に関連学会にて発表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度は、昨年に引き続きコロナの影響で、遠方の研究者間での調整が困難な状況にあり、学内の研究者3名で進めた。また実証実験に参加する学生の確保も困難な状況であった。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、昨年に引き続きコロナの影響で、遠方の研究者間での調整が困難な状況にあり、学内の研究者3名で進めた。臨床実践能力の1つである患者の安全を担保する観察技術を焦点に、実習導入へのプレ実習を、バーチャル体験できるM Rシステム上(White Room)でゴールドメソッドを活用した教材を作成・展開し、実証実験を実施した。用いた教材は、臨床家の認識を追体験することが実践家になる最短と考え、看護のプロフェッショナルの認識を顕在化した池上のゴールドメソッドを基盤にし、研究者の臨床での実体験をもとに教材を開発した。コロナ禍においても、いつでもどこでも参加可能にするバーチャル空間の活用が必須と考え、学内でも家庭でも同じ空間で体験・話し合いができるシステムとして、MRによる会議システムを活用した。教育効果は、学習目標の達成・動機づけの観点から評価した。現在、評価内容を分析中であり、2022年度に関連学会にて発表予定である。分析結果を踏まえ、次年度はさらに各自で学習できる簡易なシステムの開発を進める予定である。簡易システムとして、スマートフォンなどで展開できるゲームの開発を進める。そこで使用するビジュアルテキスト等の開発も同時に進める。使用する教材は、臨床での実際事例に相当する教材の増殖を進める。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で研究分担者との調整が困難な状況下で、主任研究者である徳永と同じ所属である西村および糸井と研究を進めた。臨床実践能力の1つである患者の安全を担保する観察技術を焦点に、実習導入へのプレ実習を、バーチャル体験できるM Rシステム上(White Room)でゴールドメソッドを活用した教材を作成・展開し、実証実験を実施した。結果、学習者の事例への移入や没入が 課題となった。この課題に対し、学生のアクション毎の評価を返せる機能の開発及び実装を進める(分担者:中島中心)。また臨床事例にさらに近づけるため、事例の増殖を進める(分担者:前川、山本、西村)。
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