2021 Fiscal Year Research-status Report
時間に追われる人の継続を支援するマインドフルネストレーニングの即時効果の検討
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20K10628
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
坂上 百重 新潟大学, 医歯学系, 助教 (50436771)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内山 美枝子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (10444184)
横野 知江 (西澤知江) 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50579597)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | マインドフルネス / 呼吸 / 短期効果 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、マインドフルネストレーニング(以下トレーニング)の即時効果の検討に向け、データ収集を開始した。介入に用いるトレーニングには、呼吸へ注意を集中を向け現在をありのままに体験する実践(以下:呼吸法)とした。現在、この呼吸法を用い、実践継続の初期において実践者がどのような主観的な身体的、心理的変化を体験しているのか、また、実践によりマインドフルネスの状態に変化が確認できるのか、短期継続効果に関しデータ収集を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
介入として用いる呼吸法についての検討を前段階として実施する必要があり、現在、進めている状況にある。また、対象者募集に課題があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究全体としては、マインドフルネスに基づくトレーニングの実践による生理学的な変化について明らかにすることにあるが、マインドフルネスに基づくトレーニングの短期実践効果を確認する前段階として、介入方法として用いる予定の呼吸法の短期継続実践がマインドフルネスの状態に与える効果の確認が必要となっている。そのため、当初の計画を見直し、現在進行中の研究により、呼吸法を用いたトレーニングの短期継続によるマインドフルネスの状態に与える効果についての確認を進めていく。なお、現在進行中の研究においてる対象者募集に課題が残るが、その点については、新たに機縁法などによる方法を追加することで進めていく。
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Causes of Carryover |
研究が当初の予定に対して遅れていることおよび、当該研究関連の学会等がWeb開催となったことによる旅費等の費用が減少したことによるところが大きい。現在進行中の計画を進めることで、全体の費用を適切に使用していく。
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Research Products
(1 results)