2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of continuing education programs with ICT for public health nurses who work at small remote islands.
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20K10668
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Research Institution | Okinawa Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
知念 真樹 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (60796754)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧内 忍 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (70336981)
神里 みどり 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 教授 (80345909)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 離島 / 保健師 / 継続教育プログラム / へき地 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、離島やへき地の保健師継続教育に関する情報収集を中心に行った。
1. 離島やへき地の保健師継続教育に関して文献検索を実施したが、文献数がかなり少なかったため、離島やへき地の看護職をキーワードにして再度検索し、文献レビューを行った。多くの文献で、へき地や離島から出て研修を受ける困難さを指摘していた。また、赴任前の事前研修として、救急救命室での勤務を通した研修や、離島やへき地の特性を学ぶ講義、継続教育のための職場のICT環境の整備の必要性が上がっていた。海外では、onlineでの研修や webを使ったe-lerningを活用した継続教育、メンターシップを用いた継続教育の方法が報告されていた。 2.離島に勤務する保健師への質問紙調査では、離島やへき地の保健師継続教育に関する文献検討の内容やこれまでの小離島町村保健師を対象とした研究結果をもとに、アンケート調査案を作成した。アンケート調査案のプレテスト並びに、本調査の実施については、COVID-19による市町村業務への影響で現場が混乱していたことから、保健師への負担になると考えられたため次年度へ延期することとした。 3.離島やへき地の保健師を含む看護職へのICTを活用した継続教育の視察については、COVID-19のため渡航制限あったため、今年度は実施を見送り、次年度以降の実施とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の蔓延による影響で、学内の講義・実習が、すべて遠隔実施となり、遠隔講義のための資料作成、遠隔実習のための実習内容調整及び実施に時間が取られた。また、療養者施設の立ち上げ支援、および保健所への業務支援を行わなければならず、研究の時間が十分に取れなかった。
また、離島に勤務する保健師への質問紙調査は、調査対象となる保健師が、COVID-19への対応などで調査の実施が困難と考えられたため、今年度の実施は見送った。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、離島のCOVID-19の予防接種実施の状況を確認しながら、できるだけ早めに調査を行う。
離島やへき地の保健師を含む看護職へのICTを活用した継続教育の視察については、今後のCOVID-19での渡航制限の状況が不透明なため、状況を確認しながら次年度以降に実施する。
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Causes of Carryover |
COVD-19の影響での渡航制限や、学会がオンライン開催になり旅費の使用がなかったことによるもの。
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