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2021 Fiscal Year Research-status Report

The effect of self-compassion intervention on mental problems for ICU admission families

Research Project

Project/Area Number 20K10763
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

武用 百子  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00290487)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山岡 由実  神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (00326307)
明神 哲也  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00521428)
有光 興記  関西学院大学, 文学部, 教授 (10341182)
池田 敬子  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (60331807)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
KeywordsPICS-F / PICS / ポジティブ心理学的 / セルフコンパッション / マインドフルネス
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、ICU入室患者家族の精神的諸問題に対し、ポジティブ心理学的な介入としてのセルフ・コンパッションへの介入の効果を検討するものである。
本研究で用いるポジティブ心理学介入を2021年度も継続して行い、以下の4つのセッションを提供することとした。セッションの内容は、①自分自身に意識をむける、②良かったことに意識を向ける、③自分の強みに目を向け活用する、④感謝に目を向けるの4つである。また先行研究より効果が確認されている8週間のプログラムとする(2週間ごとに4つのセッションを実施)。
これらのプログラムは対象者が各自自宅等で取り組むことができるように、アプリを用いた介入とし業者依頼の上、2023年8月目途に仕上がる予定である。現在は、対象者が継続して実施できるような工夫を検討している段階である。
またポジティブ心理学的な介入の効果について、質問紙のみの評価ではなく、生体反応の変化も捉えることができないかと考え、ストレスの可視化を目的に、NEC社の感情分析ソリューションの使用を検討した。2021年度は、COVID-19の猛威により、看護師のストレスも大きかったため、看護師を対象としてNEC社の感情分析ソリューションの装着をしてもらい、その精度について調査した。現在分析を行っており、生体反応の変化を捉えることが妥当であると判断すれば、2022年度の介入研究の評価として導入を検討したいと考える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

COVID-19の影響により、業者の選定や打ち合わせ等に時間を要したことが一番大きい。
またアプリ作成に時間を要しており、アプリの全体像がある程度把握した時点での倫理申請となることから、倫理申請ができていないことも介入研究に進められていない理由である。

Strategy for Future Research Activity

2022年度より、分担研究者に川崎氏に入って頂くこととした。その理由は、ポジティブ心理学的介入をアプリ作成している経験から、そのノウハウについて情報提供してもらうことである。
アプリ作成については、現在川崎氏にも入ってもらい進めていることから8月完成を目指す。
その段階で倫理申請ができるよう現在準備をしているが、倫理申請が承認されれば対象者のリクルートがすぐにできるよう、分担研究者と協力者で検討を進めておく予定である。
介入研究は8週間および3か月後までとなるため、2022年度でデータ収集を終える予定である。

Causes of Carryover

2021年度に計上していたアプリ作成料金が2022年度に計上となったため。

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Published: 2022-12-28  

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