2020 Fiscal Year Research-status Report
若年認知症家族介護者の経験している「慢性的悲嘆」と健康に関する研究
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20K10918
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Research Institution | Iwate University of Health and Medical Sciences |
Principal Investigator |
勝野 とわ子 岩手保健医療大学, 看護学部, 教授 (60322351)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 若年認知症 / 家族介護者 / 慢性的悲嘆 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度に実施する予定であった「若年認知症家族介護者の経験している『慢性的悲嘆』と健康状態についての研究実績は以下の通りであった。 1.「家族介護者の慢性的悲嘆」および「認知症家族介護者の慢性的悲嘆」等について国内外の文献を収集し概念分析から構成概念を抽出する取り組みを行っている。さらに、慢性的悲嘆に関する測定具の検討を行った。 2.若年認知症家族介護者の慢性的悲嘆、健康状態、関連要因を記述する質的研究は、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期している状況である。その中で、対象者をリクルートするための情報収集および関係機関・組織との連携を深める活動を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大により出張が制限されるとともに高齢者を対象とした対面でのインタビューをすることが困難な状況となった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症拡大が収まり、出張および対面インタビューが可能になり次第、若年認知症家族介護者に関する研究に着手する予定である。その結果から、慢性的悲嘆と健康に関する概念図を作成しそれぞれの要素とそれに応じた看護ケアを検討する予定である。
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Causes of Carryover |
予定していた学会参加等の出張および若年認知症家族介護者30名を対象とした質的研究が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止または延期せざるを得ない状況であったため次年度使用額が生じた。今年度の研究費の使用計画は、全国の家族介護者にインタビュー調査を行うための国内旅費、参加者および協力者への謝金、学会参加費、学会参加旅費、可能であれば国際的な研究動向の調査等のための外国旅費、研究補助員の雇用費、郵送費、複写費、コンサルテーション費用として支出する。さらに、介入プログラムのパイロットスタデイのための旅費および研究協力者と研究参加者への謝金を支出する予定である。
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