2022 Fiscal Year Research-status Report
一般病院入院高齢患者に対する「身体拘束解除のための教育プログラム」の開発
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20K10995
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
江頭 有夏 (松澤有夏) 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (30436894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浦野 理香 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (80792473)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 身体拘束解除 / 一般病棟 / 患者安全 |
Outline of Annual Research Achievements |
一般病院一般病棟における身体拘束に関する実態を調査するために,文献検討,質問紙作成,および調査準備をおこなった。身体拘束は,患者の安全を守るために,病棟看護師はやむを得なく行っている場合が多いと考えられる。そのため,身体拘束の実施状況は看護師の「患者安全のための看護実践能力」と関連があると仮説を立て,「患者安全のための看護実践自己評価尺度-病棟看護師用-」を質問項目に盛り込んだ質問紙を作成した。 この調査は,A県内だけでなく,全国300ヶ所の一般病院を対象とし,郵送調査の準備を進めてきた。施設の選定は無作為抽出とした。質問紙調査の対象の選定条件は,次の通りである。①産婦人科単科病棟,小児科単科病棟,精神科単科病棟を除く一般病棟(内科系・外科系は問わない)のスタッフ看護師,あるいは副看護師長,主任看護師。②経験年数3年以上の者,③実際に患者を受け持ち,ケアを行っている者である。 施設管理者(看護部長)への研究協力の依頼は,郵送または直接訪問・電話による依頼を計画している。令和5年度開始早々に,調査を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和2・3年度は,新型コロナウィルス感染症に伴う教育関連業務の増大,令和4年度は大学運営業務増大に伴い,研究遂行時間が著しく減少したため。
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Strategy for Future Research Activity |
身体拘束の実態調査の分析および,身体拘束解除に向けた教育プログラムの検討を進める。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が存在するのは,研究計画が遅れているためである。郵送調査の準備を進めているため,調査用紙の印刷代,郵送費,データ入力,データ分析ソフト購入等に係る費用として使用予定である。
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