2020 Fiscal Year Research-status Report
感染看護を専門に携わる看護師による地域感染予防活動支援システムの構築
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20K11049
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| Research Institution | Yokohama City University |
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Principal Investigator |
渡部 節子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80290047)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大釜 恵 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (30838636)
今津 陽子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (60782670)
青盛 真紀 横浜市立大学, 医学部, 助教 (60805571)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 感染予防 / 感染看護看護師 / 地域 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は横須賀市にあるA病院が在宅療養医療連携拠点となっている西南ブロックに所属する病院、クリニック、訪問看護ステーション、高齢者施設、グループホームなど地域における感染防止のシステムを構築することである。2020年1月からCOVID-19が発生し、pパンデミックになると共に本研究が開始する4月以降は本邦でも大流行となった。その結果、各施設における感染対策などの対応で多忙であることと、非常事態宣言などにより行動の制限をきたした。その結果として本研究を進めるにあたっての調整は、A病院にて開催されている西南ブロックにおける在宅療養医療連携会議への参加を検討させていただくことまでに留まり、西南ブロックに所属されている各施設の所属長への研究概要の説明を実施することはできなかった。
システム構築に向けての準備としては、本邦の感染症看護専門看護師（CNSIC）や感染管理専門看護師（CNIC）など感染看護を専門に携わる看護師の地域における活動や、システムの実際について先行研究のレビューを行った。医中誌及びCiNiiにて原著論文を対象にした結果、文献10件抽出された。得られた知見は①CNSICおよび CNICが地域の感染対策に関する活動を行う背景には、本邦や各自治体が支援する地域ネットワークの一環としての活動、所属施設が構築した独自のネットワークでの活動、経営母体が同じ関連施設での活動であること、②地域での活動内容は、研修会やセミナー開催などの教育活動、地域施設でのアウトブレイク時の相談・介入が多いことが明らかになった。感染対策としてのシステムが構築が十分でないことが明確になった。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年1月からCOVID-19が発生し、その後、パンデミックに陥り、本研究が開始する4月以降は本邦でも大流行となり、現在も継続している。横須賀市の西南ブロックの在宅療養医療連携拠点となっているA病院だけでなく、西南ブロックに所属する病院、クリニック、訪問看護ステーション、高齢者施設、グループホームなど各施設における感染対策などの対応で多忙になったことと、非常事態宣言などにより行動の制限をきたした。その結果として本研究を進めるにあたっての調整は、A病院にて開催されている西南ブロックにおける在宅療養医療連携会議への参加を検討させていただくことまでに留まり、西南ブロックに所属されている各施設の所属長への研究概要の説明を実施することはできなかった。
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| Strategy for Future Research Activity |
現在、本邦においては第4波の襲来の最中であり、まだ、ワクチンの周知が開始したばかりであるためここ数か月間での調整開始は困難と考える。しかし、アメリカにおいてはワクチン接種者の増加に伴い、COVID-19感染者数が激減していることからも本邦において今年度秋には国民全体にワクチン接種が行き渡ることが推察できる。そこで、ワクチン接種により感染者数が激減することで西南ブロック会議への参加と共に、西南ブロックに所属している病院、クリニック、訪問看護ステーション、高齢者施設、グループホームなどの所属長との調整を一気に進めるようにする予定である。協力いただける施設においては具体的にＡ病院の感染看護専門看護師（CNSIC）と協同して施設のニーズとCNSICの提供範囲を刷り合わせを行い、支援が行えるように準備を整える。CNSICは所属部署の勤務もあることから勤務状況に合わせながらも他施設への支援体制を整備していく。
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| Causes of Carryover |
COVID-19パンデミックにより施設との調整が進まなかった。
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