2021 Fiscal Year Research-status Report
院内デイケアでのコンフォートケアの経験による看護師の日常ケアへの波及効果の検証
Project/Area Number |
20K11102
|
Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
出貝 裕子 宮城大学, 看護学群, 准教授 (40315552)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 眞理子 宮城大学, 看護学群, 教授 (90168998)
成澤 健 宮城大学, 看護学群, 助教 (90584491)
徳永 しほ 宮城大学, 看護学群, 助教 (90805491)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 院内デイケア / 急性期病院 / 認知症高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初計画では,前年の文献検討結果に加えて実態調査を行った上で「院内デイケア」提供システムの仮構築をすることにしていた。しかし,進捗状況欄の理由により計画を変更し,「院内デイケア」に関する文献検討の追加及び臨地における実施状況を情報収集した。 結果:院内感染予防の視点を重視し,新型コロナウイルス感染拡大が収まった後も,集団から個別へシフトしていく可能性を考慮し、「院内デイケア」提供システムを集団・個別の2パターンが選択可能な形でケア提供枠組みを仮構築した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初予定では院内デイケア実施状況について全国的な実態調査を実施する予定であった。しかし,現在医療機関では新型コロナウイルス感染拡大予防のため集団でケアすることを中止している。従って実態調査を実施できるタイミングにはなく,今後新型コロナウイルス感染症拡大予防を踏まえたケアの在り方を探索する必要が生じた。
|
Strategy for Future Research Activity |
まず,感染予防を踏まえて行う先進事例の収集を行い,これを加味した実態調査を計画する。
|
Causes of Carryover |
調査を行うたタイミングを図っているところであり,次年度に先送りした実態調査を行う。実態調査では、急性期あるいは回復期を担う病床のある全国の病院を対象とした質問紙調査により,院内デイケアに参加する認知症患者像,配置職員をはじめとした運営方法、評価方法の実態について把握する。 また,院内感染予防対策を踏まえた先進的事例の収集を行う。
|