2022 Fiscal Year Research-status Report
透析患者における筋萎縮をモデルとした骨格筋萎縮メカニズムの解明
Project/Area Number |
20K11247
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Research Institution | Seijoh University |
Principal Investigator |
中谷 直史 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (00421264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中井 滋 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (20345896)
大橋 篤 藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (30310585)
清野 祐介 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (80534833)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 筋肥大 / 人工透析 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究責任者の所属機関の移動にともない研究設備の変更があり、研究環境の整備を行うのに時間を要してしまった。また共同研究機関でイメージングデータを取得する予定であったがコロナ禍の為、施設間の移動が制限されることになり目的のデータを取るのに時間を要してしまった。これらの理由が原因で、全体的に研究データを取得するに時間を要してしまった。時間は要したがイメージング装置を使用してヒト骨格筋細胞を用いた患者血清による筋委縮作用を確認することが出来た。また、透析患者の筋萎縮に関与する一因として考えられているインドキシル硫酸の血中濃度を測定し、細胞に対する萎縮効果との相関を比較することが出来た。結果として個々の検体における特徴など様々なデータを得ることが出来た。しかしながら全体として研究計画の実施の奥売れが生じてしまった。また並行して本研究で必要な、遺伝子化発現解析、タンパク質解析(ICC法、WB法、ELISA法)のための準備を行い、データ取得のための環境が整ったため今後予定している解析をすみやかに行うことが可能となった。当初の目的よりも時間を要しているが計画したデータは取得できている為、研究計画の遂行は可能であると考える。また構築したスクリーニング系を用いて筋肥大に関わる有用分子の探索を並行して行った。透析に関する研究においては分担研究者の研究が日本アフェレシス学会雑誌、日本透析医学会雑誌に掲載となり、厳しい研究環境の中で一定の成果が得られたと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究責任者の所属機関の移動のともない研究設備の変更があり、研究環境の整備を行うのに時間を要してしまった。また共同研究機関でイメージングデータを取得する予定であったがコロナ禍の為、施設間の移動が制限されることになり目的のデータを取るのに時間を要してしまった。これらの理由が原因で、全体的に研究データを出すのに時間を要してしまった。結果として研究計画の実施が全体として遅れてしまった。しかしながら本研究で必要な、遺伝子化発現解析、タンパク質解析(ICC法、WB法、ELISA法)を行う準備は完了した為予定していた解析を行うことが可能である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究責任者の所属機関の移動、コロナ禍における共同研究機間の移動制限が理由で研究計画に遅れを生じてしまった。しかし計画していた細胞を用いた毒性試験、血清中のインドキシル硫酸濃度の測定を行い、データを得ることが出来た。今後は筋萎縮を誘導されると考えられる液正因子(炎症関連因子)の濃度測定を行い筋委縮の原因の解明を進める予定である。
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Causes of Carryover |
研究代表者の所属機関の異動、コロナ渦における施設間の移動制限により予定していた実験を行うことが困難であった。 そのため研究計画に変更が生じ使用額の変更が生じた。
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