2020 Fiscal Year Research-status Report
カーボローディングにより貯留する体水分の暑熱対策効果の検証
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20K11390
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
塩瀬 圭佑 宮崎大学, 教育学部, 講師 (70708106)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | カーボローディング / 体水分量 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、カーボローディングに伴い生じる体水分の貯留が暑熱対策効果を有するかを検討することである。本年度は、カーボローディングに伴い貯留する体水分の生理作用を明らかにするため、カーボローディングとクレアチンローディングを行った際の体水分動態等を比較する予定であった。 本年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけ、人を対象とした本実験の実施がかなわなかった。そのため、本年度では対象者のリクルート及び測定機器のセットアップを中心に行った。成果として、測定予定であった体温や体水分評価に関する機器は研究実施場所においてセットアップが完了し、速やかに研究を開始できる環境が整った。また、少数の対象者において、カーボローディング及びクレアチンローディング時の体水分動態を調査する予備実験を行っており、この結果については現在解析中である。 次年度以降、本年度セットアップされた機器等を用いて研究を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響とその対策のため、本年度に実施する予定であった人を対象とした試験の実施が困難であった。そのため、全体的な進捗状況として遅れがみられる。測定機器のセットアップ等、すぐに研究を実施できる準備を進めており、次年度以降は速やかに研究を実施できる体制にある。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑みると、今後においても人を対象とした研究の実施には細心の注意を要すると考えられる。しかし、本年度の研究活動の中で、感染症対策を行いながらの実施方法について模索してきた。感染拡大予防と研究活動の両立に向けたガイドライン等を参考にした感染症対策をとり、次年度以降では当初予定していた内容について、着実に研究を進めたい。
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Causes of Carryover |
本年度は、当初予定していた実験の実施がかなわず、対象者に支払う予定であった謝金や、実験で用いる物品等の予算が次年度に繰り越しとなった。本年度予定していた内容は次年度以降に実施する予定であり、本年度で繰り越された予算は当内容の実施のために使用する。
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