2022 Fiscal Year Annual Research Report
占領期における米軍外国人妻の婚姻をめぐる比較研究―ハワイを中心に―
Project/Area Number |
20K12459
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
茶園 敏美 京都大学, 人文科学研究所, 人文学連携研究者 (60738748)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ジェンダー / 米軍外国人妻 / 占領期 / 性病対策 / 占領兵 / 占領政策 / 比較分析 / ハワイ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、米軍人と占領地女性の関係を婚姻から考察している。具体的には、占領期の米軍人と現地女性との婚姻がどのような条件で許可されたのかを各地の比較分析で明らかにすることで、占領政策としての婚姻の全体像を解明している。研究計画としては、A政策レベル、B当事者レベル、Cメディアレベルの3方向から立体的に明らかにしている。オーストラリアに米外国人妻(日本人)が移住されているケースについては、コロナ禍という状況下で相手の方はご高齢のため(90代)断念せざるを得なかった。
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