技術学習の教育学的蓄積の再検討とその現代的再構成

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 20K13867
• Research Institution: Muroran Institute of Technology
• Principal Investigator: 阿知良 洋平 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00754722)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2024-03-31
• Keywords: 生活教育 / 社会教育 / 暮らし / 第4次産業革命 / 狩猟 / 小たたら製鉄

Outline of Annual Research Achievements

新型コロナウイルスの関係で、2021年度は文献調査にとどまったが、2022年度は現地調査に取り組み始めることが出来た。
生活教育論の蓄積を社会教育の視点で引き取るため、2021年度の文献調査に引き続き、2022年度の文献調査において、その領域を狩猟と製鉄にしぼった。
そのうち、狩猟の領域において、ハンターを暮らしに取り入れながら、生計を立てている若者のインタビュー調査を実施した。そうした暮らしのなかで学ばれていることを対象化するためである。
また、製鉄においては、製鉄企業を退職した方と協働して、学生とともに、小たたら製鉄学習に取り組み、その体験学習において、Society1.0およびSociety2.0の技術教育教材としての意義を検討した。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルスの関係で、現地調査の開始が遅れたため。

Strategy for Future Research Activity

現地調査を可能な限り実施し、成果の発表につなげる。

Causes of Carryover

新型コロナウイルスの関係で調査が出来なかったため。可能な限り、調査の頻度をあげる。