2021 Fiscal Year Research-status Report
親・保育者が行う3歳未満児への予防接種関連疼痛低減ケアモデルの構築
Project/Area Number |
20K13932
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Research Institution | Kagawa Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
三浦 浩美 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (10342346)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 予防接種関連疼痛 / 3歳未満児 / 親・保護者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,医療者に依存せず,親・保育者が3歳未満児に対して行う予防接種関連疼痛低減ケアモデルの構築を目的としている.現在効果が検証されている疼痛知覚低減方法は,医療者の意識の高さに依存している。不安知覚低減方法は、3歳未満児を対象とした方法は検討されていない。しかし3歳未満児に対しても、しつけの原理であるスクリプト形成や馴化新奇反応を活用し,予防接種に関するスクリプトを形成できれば,予期不安を低減できると考えた。 2020年度は,基礎的データを収集することを目的として質問紙調査を実施した.2021年度はさらに対象数を増やして質問紙調査を実施する予定であったが,実施できていない.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID19のため,保育所への立ち入りを差し控える必要性などもあり,実施が困難な状況である.
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Strategy for Future Research Activity |
保育所の協力を得ずに対象者をリクルートできる方法の検討などにより,質問紙調査を行い,予防接種を取り巻く子どもと保護者の実態に関する基礎データとする.
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Causes of Carryover |
今年度は,COVID19 のため研究が実施できていない.今年度行う予定であった質問紙調査を行うために助成金を使用する予定である.
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