2021 Fiscal Year Research-status Report
理学療法学生の実習後の精神的成長を促す心理教育プログラムの作成と実施
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20K14118
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Research Institution | Tohto University |
Principal Investigator |
山田 圭介 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 講師 (40642921)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 理学療法学生 / 長期実習 / ストレス耐性 / レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,理学療法学生が長期実習を経験した後に精神的にポジティブな変化を促すための心理教育プログラムの開発と実践を目的としている。プログラムの開発に当たっては,まず,実習指導を行った教員への面接調査を行い,長期実習を経験した学生の認知・行動的な変化を尋ねる。目的にもある,心理教育プログラムによる介入を検討しているため,特性的な面ではなく,変容可能である認知・行動面を中心に調査を行う。また,面接調査に老いいては学生を対象とせず,教員を対象とする。これは,主観的な評価ではなく,より客観的な観察可能な評価指標とするためである。調査結果は,修正版グラウンデッドセオリー(M-GTA),もしくはSCAT等の分析方法を用いて集計する。集計した結果は,理学療法学生の長期実習後の精神的な変化指標の原案とする。作成された指標原案について,理学療法学生に対して実習前後で調査を行い,指標の妥当性・信頼性を検討する。また,この客観指標の得点の高い学生と低い学生の比較を行い,よりポジティブな精神的変化を促進する要因について明らかにする。この結果をもとにして,よりポジティブな精神的変化を促す心理教育プログラムを作成し,実施する。また,作成した精神的な変化の指標は,今後の理学療法学生の教育指導をする際に,実習の効果測定の1つとしても活用することが可能と考えられる。 現状,教員を対象とした面接調査の準備が完了し,具体的な調査日を選定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度においても,新型コロナウイルス感染拡大の影響により,授業形態や勤務形態,実習形態が通常と大きく異なった。したがって,研究を進めることが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
本学においては,対面の講義が再開され,実習も通常の形態に戻りつつある。面接調査についても倫理委員会の承認を得ているため,早急に調査日を設定し実施していく。調査については,調査会社への依頼も検討しているところである。
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Causes of Carryover |
進行状況が遅れており,人件費や謝金等の支出がなかったため,またオンライン学会が殆どであたっため,旅費を計上しなかった。
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