2023 Fiscal Year Research-status Report
VRを用いたフラッシュ光照射による睡眠ー覚醒リズムの改善効果
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20K14245
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Research Institution | Aichi Toho University |
Principal Investigator |
吉村 道孝 愛知東邦大学, 人間健康学部, 准教授 (60772407)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 睡眠 / 概日リズム / 光療法 / Virtual Reality |
Outline of Annual Research Achievements |
本実験を実施するにあたり、予備調査、予備実験、本実験の倫理審査承認について、今年度は実施することができた。予備調査では、昨年度に実施した調査結果をまとめコロナ禍での睡眠習慣や心理状態が悪化することを国際科学誌(Journal of Psychological Research)で公表した。予備実験では、倫理審査承認を受け、健常者20名に対して生活習慣を2週間モニターし、特に夜間と早朝について概日リズムの測定方法や、就寝前や起床後の習慣行動の変化について調査をおこなった。本実験の充実に向けて、実験手続きについて確認でき、成果は来年度の学会で発表をおこなう予定である。また、本実験の倫理審査も承認され、現在は、本実験の実施中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
感染症拡大のため研究計画の変更と準備期間の延長のため、当初想定されていた予定より後ろ倒しとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
実施中の本実験をすすめ、完了させる。これまでおこなった調査や予備実験の結果を学会や国際雑誌にて公表していく。
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Causes of Carryover |
感染症拡大により、研究を遂行するために研究計画の変更をおこなった。そのため研究計画の一部について調査、予備実験をおこなった。現在は本実験を実施中であり、研究資材の準備や研究協力者への謝礼、研究成果の公表などについて資金を使用する予定である。
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