2020 Fiscal Year Research-status Report
細胞を利用した大気中駆動型ワイヤレス微小サイズ力センサの開発
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20K14750
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
上杉 薫 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 助教 (20737027)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 力センサ / 蛍光観察 / 細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
細胞に蛍光タンパクを導入するために,リポフェクションの条件絞り込みを行った.また,昆虫細胞へのリポフェクションも検討しており,現在調査を進めている. 研究代表者は,所属研究機関を異動したため設備を一から立ち上げる必要があった.そこで,改めて課題達成に必要な条件下での蛍光観察を可能とする観察システムを構築した.そして,観察システムに必要な要素の一つである高感度CCDカメラの選定を行い,購入し,システムに組み込んだ.本研究は,単一細胞の「硬さ」に大きく関係する.このため,単一細胞の硬さをより精密に測定するためにAFMによる単一細胞硬さ分布測定も行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
所属機関の異動に伴い設備を一から立ち上げる必要があったため.また,感染症対策により入構制限がかかっていたため.
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Strategy for Future Research Activity |
蛍光観察システムの立ち上げが完了したので,細胞の蛍光観察に移る.
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Causes of Carryover |
あまりに小さな額なため,来年度に併せて使用する.今年度の予算はほぼ使い切ったので,計画上は問題ない.次年度は次年度の助成金と併せて試薬代として使用する予定だ.
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Research Products
(14 results)