2020 Fiscal Year Research-status Report
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20K16116
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
岡本 洋介 秋田大学, 医学系研究科, 講師 (50758224)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | リークKチャネル / 分子間相互作用 / 遺伝子改変マウス / 心房細動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は心臓心房におけるリークK電流の生理機能を解明することである。当初の仮説は、心房におけるリークKチャネルの主体はKCNK2であり、不整脈を抑制する機能があるというものである。パッチクランプ法を用いた電気生理学的ならびに薬理学的実験の結果、今のところこの仮説を否定する根拠はない。しかし、最も有力な研究ツールとして想定していたKCNK2の遺伝子改変マウスは、コロナ禍の影響で取り寄せ時期が一年以上延期になってしまった。一方で、in vitroの実験でKCNK2と相互作用する新規分子を同定した。このため、この分子の遺伝子改変マウスを現在作成中である。次年度は、複数の遺伝子改変動物で病態モデルを作製し、心臓におけるリークK電流の働きをin vivoでも検討することを目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍で当初予定していた遺伝子改変マウスの入手が大幅に遅れたものの、代わり行った実験で新しい発見があった。また、自力でマウス作製を試みた結果、所属教室で遺伝子改変動物を作製する技術が確立された。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、複数の遺伝子改変動物で病態モデルを作製し、心臓におけるリークK電流の働きをin vivoでも検討することを目指す。
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Causes of Carryover |
雑誌掲載料が嵩んだ一方で、コロナ禍で当初予定していた出張が全て取りやめになったため。次年度使用額は動物購入費に充てる。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Small-volume vitrification and rapid warming yield high survivals of one-cell rat embryos in cryotubes2021
Author(s)
Fukuda Y, Higashiya M, Obata T, Basaki K, Yano M, Matsumura K, Ono K, Ohba T, Okamoto Y, Nishijima K, Seki S
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Journal Title
Biol Reprod
Volume: ioab059
Pages: ioab059
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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